●会社員と自営業サラリーマンはどれくらいの働きをしてますか?一般に給料の3倍の売り上げの働きといわれています。 ちょっと経営学のお勉強。 この「3倍の売り上げ」の内訳は・・・ 1/3・・・当人の給料 1/3・・・人件費以外の経費 1/3・・・事務員など直接製品にかかわらない人達 や給料分の働きがまだ出ない見習いの 給料、会社の資本 といわれている。 つまり月給が20万円の人は60万円の働きをしていかないと会社運営は厳しくなるのです。 さらに会社員にはボーナスがあります(経営が厳しいと出ませんが・・・)。 そして会社員の将来には基礎年金(国民年金)+厚生年金、退職金、失業補償、労働災害保険が付いてきます。 これらの一部は「人件費以外の経費」として会社が負担しています。 こうなると60万の働きができるのだから独立して自営でなんて考えたくなるものです。 成功する人は確実に売り上げを伸ばし60万円以上に? 地道の人は売り上げを延ばし、一定額の維持。 未熟な人は下降にのばす。 さて自営業者の皆さん月売り上げはどれくらいですか? 年金は基礎年金(国民年金)だけですよね。年金基金に入ってますか? 何歳まで現役でいられますか? 老後20年間にかかる基本的な生活費は3000万円掛かるといわれています。 賃貸の人は家賃、持ち家の人は家の修繕費がこの他に必要です。 更に医療費もかかります。 この他、娯楽や交際費など・・・ つまり月12.5万円+αが必要になるのです。 仮に25~65歳まで働くとしてこの40年間に老後のためのお金として6.25万+α円を貯金していかなければなりません。 老後は有料ホームになんて考えている方、月いくら掛かりますかねぇ? うちの近くにホームがありますが施設協力費に50万円、家賃月236,500円が必要です。 前払い500万すると74歳まで家賃月0円、75~84歳まで家賃月192,750円、85歳以上、家賃164,970円(H16年)。 その他、実費に掛かるものがあります。 サラリーマンにはリストラがあります。 サラリーマンはリストラのない自営業はいいといいます。 でもこんなこと書くとサラリーマンの方がいいなんてなる人もいるでしょう。(笑) 先に述べたサラリーマンは給料の3倍の売り上げの働き内訳・・・ 1/3・・・当人の給料 1/3・・・人件費以外の経費 1/3・・・事務員など直接製品にかかわらない人 達や給料分の働きがまだ出ない見習い の給料、会社の資本 上記のことは一般的なことで、どちらかというと生産などの技術屋の方と思われます。 では販売ではどうか? 仕入れを商品値段の5~7割とするならばそれぞれを比率で表すと・・・ 仕入れ・・・・・・・・・・12~5 (7~5割) 当人給料・・・・・・・・・2 (1.2~2割 つまり給料の約5~10倍の売り上げが必要) 店舗営業固定費(仕入れ、人件費以外の経費) ・・・・・・・・・1 (0.6~1割) 事務員など直接製品かかわらない人達や 見習いの給料、会社の資本 ・・・・・・・・・2 (1.2~2割) といったあたりでしょう。 (月20万の給料を取るためには月25日営業として100円の品物なら1日800個売らなければならないのです。500円の品物でも160個売らなければならないのです。10,000円の品物でさえ1日8個売らなければならないのです。 だから、たかが100円といえども販売店にとっては大事な100円なので、万引きはやめましょう) つまり販売は技術屋の1.5~2.75倍の売り上げが必要になります。 販売のいいところはレジの待ち時間さえクリアすれば短時間に売り上げることができるということ。 技術屋は技術時間として分単位、時間単位、日にち単位とある一定期間(時間)内にできることが限りができてしまう。そこで技術屋は一定期間(時間)単位で料金設定して行っています。 (例えば建築関係1日~円、技術系サービス業1分~円、その外、会社員1時間~円) |